ほわぴの旅日記と仕事のこと

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【レビュー】ひろゆき「1%の努力」

 久しぶりに読書をしました。

 ひろゆき「1%の努力」

1%の努力

1%の努力

  • 作者:ひろゆき
  • 発売日: 2020/03/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 まずひろゆきについて・・・

ひろゆき=2chの人

私がはじめて動いているひろゆきを見たのは確かこれ。

www.youtube.com

「うそをうそであると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」

 

私が2chを知ったのは大学を卒業してすぐだったか、当時の彼氏から「2chおもしろいから見て」と言われて見たのがはじまりでした。

当時はサイトが少なかったので、検索でもよくヒットしてたような。

 

その後、鬱で3年ほどひきこもっていたとき、2ちゃんねらーのネット友達からモナーやらのフラッシュをいろいろ教えてもらって見てました。そのフラッシュに随分助けられた気がします。

 

その後、2度目の鬱がやってきました。

長年付き合ってた彼氏と別れ、ひとりでやっていかなきゃいけない不安などで、一時期かなり体調を崩してました。鬱が再発。

 

 そんなとき、ネットの友達からニコニコ動画を教えてもらいました。

そのとき「ニコ論壇」っていうのがあったのですが、そこで見かけたのがひろゆき

普段人の話に耳を傾けることは少ないのですが、なぜか耳に入ってくるんですね。

気持ち良いくらいはっきりした物言いが気持ちよくて、悩ましく欝気味だった脳がスッキリしてきました。

 

その後、ニコ二コ動画の企画がひろゆきだということを知りました。

ニコ動→ドワンゴの創業者の川上さん→かわんごは私の記事にたびたび出てくる私が最も尊敬している経営者です。

 

それ以来、ひろゆきの動画を探しては見てました。

 

ちなみに何度も見た動画がこれです。


夢をあきらめよ10年代の若者論 ひろゆき

古市氏のテレビ露出が増えたとき、あれこの動画の人じゃない?と思ったらやっぱりそうだったw

 

そんな感じで前置きが長くなってしまったのですが、自分にとってひろゆきは命の恩人みたいな人です。

そんなひろゆきの新刊「1%の努力」の感想!!

 

タイトルからしてやる気がない!

この本を探すため、書店に行ってみると並べられていたのはホリエモンの「99%の人が気づいていないお金の正体」ばかり!!

99%の人が気づいていないお金の正体

99%の人が気づいていないお金の正体

  • 作者:堀江 貴文
  • 発売日: 2020/02/13
  • メディア: 単行本
 

 ひろゆきの本はわかりづらいところにありました…。自己啓発のところにありました。

アマゾンではベストセラーなのに!

 

簡単に要約すると「努力せず要領よく生きよう」

 

どれだけ努力しても、運の良い人や良い環境の人には勝てない。

ただ、興味のあることをつきつめて仕事にしていくというスタイルはスタイルは推奨しているっぽいです。サブスキルが大事とも。

 

ひろゆきは私の3個上で氷河期世代なのですが、氷河期世代は就職が厳しかった分「考える能力がついた」ようなことが書かれていました。これはなんとなくうれしかった。

 

自分は大学の時、就職活動をはじめてみたものの、これはどれだけ頑張っても無駄だと気づき、途中で就活をやめひたすらホームページ制作をしてました。

100社受ける人もいたとも聞きますが、私は2社しか受けなかった。

 安定した会社に就職なんて現実的じゃなかったんです。

運良く2社受けたうちの1社からバイトでひろってもらい上京したのですが、満員電車にやられて1ヶ月でやめ、普通の事務員の仕事をしてました。1年しか続かなかったけど。ボーナスも社会保険ない会社だった。でも正社員。

 

内定取り消しなどが大きく取り上げられると、かわいそうと思う一方で、自分は一生をかけて就職活動したことがなかったのでイマイチその辛さが理解できないです。

大企業に就職した友達…?ひとりもいません!!

あのとき、人格や振る舞いを否定されてまで就職活動したいとは思えなかったのでした。

ただどうにかして稼がないと!っていう頭は使ってきたのかも知れません。

 

結局のところ、他人と比べて自分は劣っていると思う人は不幸。自分が楽しいことをやれば良いじゃないか、というひろゆきのメッセージ。

あまり自分は常識にとらわれず生きているので、自分ってそれで良かったんじゃないかと思える一冊でした。