「潜入!世界の危険な刑務所」レビュー
ポール・コノリーという人が、いろんな国の刑務所に潜入してレポートする番組!
囚人体験するんです!!
笑い事ではないのですが、笑えます。。
ホンジュラス
最初はホンジュラスの刑務所に潜入!
ホンジュラスやグアテマラは内情が悪く、アメリカに亡命する人が多いと聞きましたが、刑務所すごすぎ。。
まず、看守はお金がないからみな武器が持てず、半分の看守しか武器を所持してません…!!囚人700人に対して看守もちょっとしかいない。。
ということで、ホンジュラスでは囚人の方が権力があるっぽいです。。
なんだそれ・・・!と思ったのですが、そういう状況から脱せないのですね。。
囚人の中で位?みたいなのがあって、基本的にはボスに従わなければいけないらしく、ある意味刑務所がひとつの村のようになってます。
自由に他の囚人と話ができるみたいでなんだか気楽そう。。
ごはんは自分たちで作るそうなのですが、野菜などの寄付があればそれを使って自分たちで料理するそうです。つまり殺人犯が包丁で料理を作ってるんです!!
そしてびっくりなのが家族などとの面会、家族は1泊できるそうで、その中で子供ができた例があるんだとか。。もはや意味がわからないんですが!!
囚人は罪意識があまりないように見えました。
経済状況が悪く、学校で学ぶ機会もなくて野放しにされてる感じなんでしょうか。。
囚人なのに楽しそう…不思議な感じがしました。
ただ、性犯罪や小児性愛者だけは厳しく隔離されているそうです。殺人犯の方が自由みたい。
お金がなくて、塀が低いので薬は投げたらもらえる。中で薬物使用している人はたくさんいるっぽい。。刑務所の意味あるんでしょうか…。
ポーランド
ポーランドはホンジュラスを見たあとでみると、逆にすごく厳しすぎる・・・
問題を起こすと、小さなお部屋に連れて行かれて、最長で72時間?目隠しされた状態で閉じ込められるそうです。。自殺できないように手は使えないようにされます。
とにかく監視がすごくて、下手なことはできないそうです。
ポーランドはギャングがたくさんいて、囚人の中ではそういったギャング出身の人がえらいそうです。
それでもポーランドの場合は看守の方が強いので、あまり逆らえないそう。
唯一解放された空間が、1日1回ある1時間の散歩らしいのですが、ただひたすら小さなところを歩くだけ!
笑ってはいけないのですが、思わず笑ってしまった。。ホンジュラスと比べると。。
最後の殺人犯のインタビューが印象的でした。是非視聴してみてみてください。
メキシコ
メキシコはやっぱり麻薬関係の人がたくさん入ってるっぽい。
こちらも看守の方が強いようには思うのですが、バスケしたりごはんを自分たちで作ったりと、人間らしい暮らしはしている方かと思います。
ただシャワー以外はずっと監視されているそうです。
独房の方のインタビュー、精神的に病んでいて自殺してしまいそうなおじさんだった…。カウンセリングとかは受けないのかな…って少し思いました。
フィリピン
こちらもホンジュラス並みにカオス…!
囚人が多すぎて、ベッドに対して人が多すぎ…。
こちらは女性も男性も同じ敷地に収容されていて(寝る場所は別々ではあるが)、恋愛もできてしまい、子供まで作ってる人がいました…。
本当に意味がわからない…
田舎の刑務所にも潜入していたのですが、扱いがひどくレポーターが
「自分の国だと人権侵害になるのですが、この状況をどう思っているのですか?」
という質問に対し
「悪いことをしたのだから仕方ない」
と言っていたのが印象的でした。
刑務所で結核が流行っており、結核が発覚したら別の部屋に隔離されるものの、薬はもらえないそうです。
コロナが流行し、イランが刑務所の囚人をみな解放したと聞いて、日本だと考えられないと思ったけれど、ホンジュラスやフィリピンなど囚人が多い状況下では解放するしかないのかな…って思いました。
ん・・・どこの国もすごすぎてびっくりしました…。
今日から第2シーズンを見たいと思います!!