ほわぴの旅日記と仕事のこと

旅行日記、仕事のこと、犬猫のことなど、

お遍路さん

今回、実家に帰ってどうしてもやりたかったことがあった。

うちは無駄に物を捨てない習慣があるけど、誰もその残したものを見ようとしないので、私が見ることにしてみた。

 

前に帰省したときに、祖母の形見袋の中にお遍路の台紙と、「死んだら着せて下さい」というメッセージの紙が出てきた。

 

私はお遍路は全く興味がなかったけど、かわんごのブログ

人生とは何かについて考えるとき

http://d.hatena.ne.jp/kawango/20120320

にお遍路のことが書いてあって、少しだけ興味を持った。

 

それで祖母のその形見をもう1回見てみようと思って、今回帰省してもう一度引き出しを開けてみた。

「死んだら着せて下さい」というのは、お遍路のときに使ってた服を着せて下さいという意味だったらしい。

 

そんで、まだ他にもいろいろあると聞いて、その形見が入ってた他の引き出しを開けてみてびっくりした。

 

私のひいおばあちゃんがお遍路に行きまくってたみたいで、お遍路グッズがびっくりするほどたくさんあった。

 

88寺載ってる紙

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よくわからない箱

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88箇所押された台紙、津波につかって表紙ボロボロ

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津波に使っても中はきれい、88箇所コンプリート

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高野山にはよく行ってたみたい

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これをみて思ったのは、私の祖先はお遍路マニアだったのか、熱心な真言宗の信者だったかだけど、うちのおばあちゃんもお経を読んでたと聞いて、たぶん普通に真言宗の信者だったんだなって思った。

 

それがわかったとき、私がかわんごの動画を何度もみてしまう理由がなんとなくわかってきた。

今は多様な考え方、生き方が出てきてて、うちは無宗教だけど、なんかしら先祖の考え方は受け継いできてて、やっぱり誰かを信じたいという心理があるんだと思う。

 

私は某宗教の勧誘動画を何度見ても何をいってるかサッパリわからなくて、いったいどのへんが洗脳領域なのかも全く理解できなかったけど、とにかくかわんごの動画を何回も再生して安心感を得てる自分を見て、それって宗教と似た感覚なんじゃないかと思うようになってきた。